[No.43]今年一年生の商大生です。将来日本銀行で働きたいと考えてるのですがどの学科に進めばいいでしょうか?

・結論的には、どの学科でも良いかと思います。
それよりも大事なのは、将来日本銀行に入って何をしたいかなのだと思います。日本銀行に就職することがゴールなわけではないのですから、自分が入行した後に何をしたいかを明確なビジョンを持った上で、そこから逆算することが有用かもしれません。
そうすれば、大学時代に何を学ぶことが最適なのか・・・自ずと見えてくるはずです。

・ゼミに一年先輩で日銀内定者(実際は行かず)と一年後輩(入学年一緒だが一留・現在日銀勤務)がいますが、先輩の方は、財務会計のゼミで、学生時代はダブルスクールで会計士も目指していました。後輩の方は、社情のゼミでしたが、簿記は得意な人でした。あまり学科は関係ないと思います。両名とも知っていますが、頭の回転が速く、勉強だけでなく社会一般のことを良く知っておりコミュニケーション力の高い人たちでした。商大から日銀に入っても、残念ながら俗に言う「キャリア」採用ではないので、政策の立案・意思決定には加われません。人事上、明確に扱いが違います。私は、学生の時に、日銀の方にその事を聞いて、受けるのを止めました。自分が何をしたいのか、それが本当に出来るのかを考えて進路を決めるべきと思います。

[No.39]金融業界への就職したいと考えているのですが、ワークライフバランスはどのような感じでしょうか?

・ワークライフバランスはとてつもなくしっかりしています。残業禁止、休日出勤禁止が徹底されており、組織(会社)として本気で取り組んでいると感じます。

・当行の場合、8時から20時までのうち、所定の時間しか会社にいることができません。そのため、日中の業務は非常に集中して行います。ただ、勤務時間外も会社で無くてもできること(タスクリストの整理や各種施策の検討など)に時間を割いていることが多いです。そして、年に2回1週間連続して休暇を取る制度があり、リフレッシュすることができます。

・金融業界問わずワークライフバランスに関し、力を入れ始めていることを感じる。早帰りや年休取得の推奨等も行われている。

[No.37]福利厚生はしっかりしていますか?

・とてもしっかりしています。ここは大手の醍醐味です。

・以前に比べると、住宅補助などは金額が減りましたが、自己研鑚に対する支援は充実している方だと思います。(海外・国内留学、資格試験に向けた学習など)

・はい。特に住宅(寮、(代用)社宅等)に関する福利厚生に関しては言うことなし

[No.34]地方銀行が大手銀行に勝る点はなんですか?

・地方銀行の強みは、地域との強い接点です。法人営業による地元企業との接点はもちろん、住宅店舗(住宅街にある銀行の支店)など通じ地域住民と接点があることは非常に強みであると思います。ただ、その強みをどう活かしきるかが地銀の課題でもあると思います。

[No.33]硬い性質が必要とされる場面、柔らかな性質が必要とされる場面は、どのような時ですか?

・硬い性質は日々の業務全てです。柔らかな性質は飲み会です。

・硬い、柔らかいと意識することはあまりませんが、顧客(個人)に対して行う各種施策の公平性確保、商品購入にあたっての顧客の理解度の確認など、一般的にコンプライアンスと呼ばれる領域については、硬いかも知れません。

・社内外問わず、柔らかい性質でいることを心がけている。相手そして取り扱う内容の重大さによって(状況に応じて)使い分けているため、具体的にどのような場面というのは、、、。申し訳ないです。

[No.28]金融界は硬いイメージがあるがそんなことはないとよく説明会で人事部の方々がおっしゃいますが、実際のところ職場の雰囲気、従業員の性格などどのように感じますか?

・硬いの一言です。減点主義です。

・現在勤めている銀行は、転職者も比較的多いこともあって、銀行にしては非常に明るく、新たなチャレンジに対して寛容です。ただ、地銀から転職されてきた方は非常に堅実で、真面目な方が多いと感じています。

・多種多様(好き嫌いは人なのであるもの)。個人的に今の会社は硬いイメージはなし。あくまでも個人的な見解なので、興味を持った会社があれば、面接以外に説明会等で直接社員の人達と触れられるので、一人でも多くの人と会って自身で判断することがおススメ。

[No.21]現在ゼミで会計を学んでおりますが、過去に学んだ会計が役に立った、という経験はありますか?

・ありません。ただし、社内では、会計学を学んでいるという前提で会話がなされます。

・一般事業会社で経営企画を担当していた際、会計を少しやっておいたおかげで財務諸表を読み取ることに抵抗がなく、経営幹部とのディスカッションに気軽に参加できたこと。

・自身は会計ゼミではないため、なんとも言えないが、他社のP/L等を見て仕事することは事実であり、学んでいればプラスになることは言うまでもない。社内でも会計部門に配属されたらなおのこと。ゼロからスタートするよりも有利

[No.013]金融関係に就職したいのですが、なにが一番大変ですか?

[回答]・新たな取り組みを進める際、金融当局の方針やコンプライアンスがネックとなるが、どんな逆境に置かれても、あきらめず「考え抜く」モチベーションを維持すること。

・異動(転勤)が約3年周期であること。ある程度専門性を持っている場合は異動する回数は減る可能性はあるものの、異なる所属・仕事を行うことになる。ただし、それはとらえ方で代わるもの。新しい自分・人に出会える機会。同じ社内で転職をしているようなもの。

・ノルマをこなすことも大変です。