・テレビ局に就職すると言っても、特別な資格や技能を問われることはありません。また、ディレクター・記者・アナ・技術・営業・経理など様々な職種がありますので、採用されている人材も多種多様です。ただ、NHK・民放を問わず、放送現場の職種では、社会の動きに強い興味を持ち積極的に行動し自分なりの意見持っている人材が採用されています。面接で自分の言葉で自分の考えを的確に伝えることが出来るかどうかが問われるますので、以下の二点が大切と考えます。
まず、社会の動きに関心を持ち視野を広げること。手軽なインターネットばかりでなくテレビ・ラジオ・新聞・雑誌など多様なメディアに触れ、ひとつの事象に多様な見解があることを知るとともに、それに対してどう感じどんな意見を持つか確認することを通じて、自分独自の価値観を磨いて下さい。
次に、ゼミやサークル仲間ばかりでなく、年代・性別・立場の違う様々な人と自分から接点を持つ努力をすること。なにも海外に飛び出す必要はなく、普段の生活領域を少し飛び出し、視点を変えて様々な人と話をする(特に相手の話をよく聞く)と、知らないことも新たな知識もどんどん増えます。それを面白がって繰り返し、行動力と自信を身につけて下さい。
この他、民放キー局の中にはアナ職候補者を系列のアナ学校等に囲い込む所もあるため事前の研究が必要です。NHKは面接とともに筆記試験も重視するため、英語と作文の対策をして下さい。